さいたま市大宮駅東口徒歩5分
なりたいを叶える美容室
Hip's deco/ヒップスデコ
店長の平井 惇司(ヒライアツシ)です^^
『濡れた髪を乾かす前に、クシで梳かしたほうが良いのか?』
ふとしたお客様との会話で、
”髪を乾かす前にクシで梳かさない”
なんて衝撃的な事実が判明。
なんでも、濡れた髪をクシで梳かすと傷むからと、どっかで聞いたのが理由とのこと。
むしろ乾かす前に髪をクシでとかさないで、いつ髪の絡まりをほどくのだ。。。
確かに髪のキューティクルは、水に濡れるだけで少し開いてしまい、摩擦が起こりやすくなるので、クシで梳かす時に力任せに梳かすのは良くないです。
濡れた髪は、乾かす前に梳かした方が良い理由
髪を梳かさないまま乾かすと、絡まったまま乾いてしまい、
へんなクセがついたり、手ぐしで無理やり梳かすと切れ毛の原因にも。
むしろ自然乾燥をした日なんてバサバサになって大変を経験している人も多いはず。
特にクセ毛の人はよくわかりますね!
濡れている髪はキューティクルが開いて、ヘアカラーなどのダメージによりますが、なかなかデリケートな状態なので、優しく扱うのが大切です。
濡れている時に髪が引っ掛かり、クシが通りづらい場合は、流さないトリートメントなどで、滑りを良くしてからが良いでしょう。
むしろ、ほとんどの髪の場合は流さないトリートメントをつけてからのドライが良いですね。
流さないトリートメントにはシリコーン(コーティング剤)が含まれているので、髪表面の凸凹を滑らかにコーティングして、引っ掛かりを起こりづらくする効果があります。
そして、乾かす前に濡れた髪をクシで梳かすことで、毛先に余分な水分が集まります。そして、それをタオルでよく揉むように拭き取ってから乾かせば、乾かす時間が3~4分は短縮できるはずです☆
乾かす前に髪表面に残っている水分をなるべく少なくするのが、髪を乾かす時間を短縮する効果的な方法なのです。
うねりや広がりなどの髪のクセもつきづらいですしね。
そして乾かし方ですが、ほとんどのヘアスタイルでは、『乾かす時は根元から』が基本です。
1番毛量が多く、乾きづらい場所から乾かせば早く乾きます。
毛先の方は毛量調整をしているので、毛量が少なくなっていたり、ダメージにより髪が乾きやすくなっているため、根元から乾かせば自然と毛先の方もある程度乾いているのです。
美容室で髪を乾かす時に、必ず梳かしてから乾かしているのを思い出してください!
シャンプー後、席に戻り、髪をとかして、流さないトリートメント(アウトバス)をつけてから乾かしているはず。
美容師の常識と、一般のお客様の常識が若干ズレている場合がありますね。
インターネット上にあるたくさんのヘアケアの情報から、本当に正しい情報を得るのは難しいことではありませんが、一部分だけを知るだけでは足りないこともあります。
やはり髪の専門家である美容師にしっかりとレクチャーしてもらうのが得策ですね!
【髪を乾かす前は必ず髪を梳かす】
簡単なようで、意外とめんどくさくて省きがちな行程ですが、キレイなヘアスタイルを作るための基本なので、必ず髪を乾かす前は、髪をクシで梳かしてくださいね♪