さいたま市 大宮駅東口 徒歩5分
【なりたい】を叶える美容室
Hip's deco / ヒップスデコ
店長の 平井 惇司(ヒライアツシ)です!
【髪の痛みが気になってバッサリ切る前に】
・髪の痛みが気になるけど、あまり長さは切りたくない人に読んでもらいたいです
「髪は長いほうがいい!」「でも傷みは気になる!」
「傷んでるところだけ切るってなると切られすぎそう・・・・」
カウンセリングの時、お客様の心の声ですね。
カウセリングの時に、
「傷んでるとこ切ってもらいたいんですが、そーすると、けっこう短くなりますよね??10センチぐらい切りますか??なるべく切りたくないんですけど・・・」
「なるべく切りたくない」「なるべく長さを残したい」「伸ばしている」そんなキーワードをカウンセリングの時によく聞きますが、
そのほとんどが、カウンセリングで髪をしっかり見たところ、
2〜3センチカットできれば大丈夫です!
私のカウンセリングでは、長さはあまり切らなくて良いという判断になる場合が多いです。
【髪のダメージレベル】
そもそも髪の傷みは一言で表せません。
美容師が目安とする簡単なダメージレベルの見分けかたとして、「見た感じ」と「触った感じ」があります。
もっと詳しくだと、「髪の過去の履歴」「カラーやパーマの履歴」「ホームケアの有無」「コテやストレートアイロンでの熱処理の有無」など薬剤や熱によるダメージを考慮しますが、難しくなるので簡素化したバージョンで。
ダメージレベル① | ダメージレベル② | ダメージレベル③ | ダメージレベル④ | ダメージレベル⑤ |
見た感じ | 見た感じ | 見た感じ | 見た感じ | 見た感じ |
・髪全体にツヤがある | ・ツヤがあるが、毛先にパサついた部分を感じる場合がある | ・パサつきが出始めている | ・広がりやすくまとまりにくい 全体的にパサついている | ・全体的にパサついている 枝毛、切れ毛が多い |
触った感じ | 触った感じ | 触った感じ | 触った感じ | 触った感じ |
・表面がなめらか しなやか サラサラ | ・髪の 指通りが良い | ・毛先の方で 指が引っかかることがある | ・ 手触りが悪い 濡らすとペタッとした感じになる場合がある | ・髪に芯がなく 指通りが非常に悪い 濡らすと髪がゴムみたいにやや伸びる |
【お客様と美容師の認識のズレ】
「髪の傷み」「傷んでる部分」
美容師目線でいったら、
「カラーなり、パーマなりやってるところはまず傷んでますね!毛先にいけばいくほど傷んでる!」
「ロングの場合は、何にもしてなくても、毛先は傷んでるでしょう。」
髪のダメージレベルを1〜5レベルとして考えているので、このような認識になると思います。
しかし、お客様目線、素人目線では、
髪の傷み=髪が引っかかったり、手触りが悪いところ
だと思うんですよね!
髪の傷みに対して、美容師側と、お客様側の認識のズレがあるからだと思います。。
多くのお客様が言う、「傷んでるところ」
その多くが、「枝毛」「切れ毛部分」かと。
枝毛同士が絡んで、引っかかって、手グシが通らなかったりする場所を「傷んでいる」という認識に。
※髪同士が引っかかるのに、キューティクルのめくれが原因の例外もあります。
引っ掛かりの出る場所は、主に中間〜毛先
「枝毛」が主な原因の場合、ばっさり切る必要があまり無いことが多いでしょう。
必要なのは、中間〜毛先の枝毛の除去。いわゆる「枝毛カット」ですね。
トリミングカットとも言います。
枝毛カットさえしっかり施術すれば、長さは切らなくても、手触りはかなり改善できます。
もちろんトリートメントや、ホームケアも大事ですが、中間〜毛先の枝毛カットをして引っ掛かりをなくし、ざらつきを取り除いてあげれば、まるでトリートメントしたかのようにも感じられます。
【実際の施術例】
今回のお客様は、カウセリングの結果、2~3センチ毛先をカットして、枝毛カットと、クセが強い所を「質感調整」
乾かすだけでこんな感じの質感に♪
広がりも収まり、ツヤも出やすくなります。手触りはかなり改善されてますね!
せっかく伸ばした髪をなるべく残すように。
【なるべく切らないという選択】
髪は1ヶ月に、約1~2センチしか伸びません。稀に例外はあります。
その場合、毛先10センチを切ったら、6~10ヵ月分伸びた髪を切ってるようなもの。
それが髪を伸ばしている人であれば、再び同じ長さまで伸ばすことは、かなりの労力と期間が必要になるのは女性ならば誰でもわかるはず。
なので、髪の傷みが気になるけど「枝毛以外はなるべく切らない」という選択もオススメできます。
もちろん、「傷んでいる箇所をなくしたいからバッサリ切りたい!」そんな人には、傷んでいる部分をカットしてできる似合うデザインを提案いたします。
【枝毛カットのデメリット】
「枝毛カット」「トリミングカット」と言っても、髪を切っているのには変わりません。
たとえ毛先の枝毛部分3㎜だったとしても3㎜は短くなってしまいます。
伸ばしているけど、毎回枝毛カットのみしていると毛先部分が軽くなり、厚みがない薄い毛先になりやすくなる場合があります。
毛先の質感が重めが好みの場合は、闇雲に枝毛カットだけすればいいってわけにはいかないのです。
毛先が薄くなりすぎた場合は、毛先の薄くなった部分1〜2センチを切って、厚みを戻すという工程が必要になります。
【まとめ】
・髪を伸ばしたいけど、髪の傷みが気になる人には「枝毛カット」「トリミングカット」がオススメ
・もちろんホームケアも重要
・髪のダメージは1〜5レベルに分類できる
・髪の引っ掛かりの原因を見極める
・枝毛カットのみしてればいいわけではない
髪の傷みで引っかかるのは誰しもが気になることだと思います。
その引っ掛かりの原因をしっかりと見極め、改善の方法を提案・施術・レクチャーできる信頼できる美容師さんに出会えるといいですね!
埼玉でそんな美容師をお探しの場合は、ぜひお任せください!!
絶対キレイな髪にします!